gofujita notes

on outline processing, writing, and human activities for nature


人は地面から育った木のようである

2週間くらい前のたしか月曜日。大学へ行く途中の地下鉄に、アルベルト・ジャコメッティ Alberto Giacometti 展の大きなポスターがぶらさがっていたのがきっかけで.. [つづきを読む]


旅の終わり

いつになってもこれは苦手、というものがある.. [つづきを読む]


ものがたり系とメカニズム系

人を、文系か理系かといった形で分類するのは、あまり好きではない.. [つづきを読む]


鎌倉の条件

ぼくだけかもしれないけど、ここ2−3年くらいだろうか、鎌倉に鎌倉らしくないと感じる店が増えてきた.. [つづきを読む]


故郷としての病院

記憶の始まる年齢は、人によってちがっているとぼくは思う.. [つづきを読む]


専門の言葉をとおして科学を学ぶ 2

科学などの研究分野では、大切そうなアイディアに新しい名前をつけることがあります.. [つづきを読む]


専門の言葉をとおして科学を学ぶ

Anthoropocene という言葉がどのように提案され、どのようにして人々に受け入れられたのかを知るため.. [つづきを読む]


鋸の使命

道具をめぐる余談です.. [つづきを読む]


あいさつの時間

国外へ出かけたとき、人と人のあいさつを眺めるのが、楽しみのひとつ.. [つづきを読む]


Storm

見上げると、雲が高速で飛んでいる.. [つづきを読む]


南の島の人生観

大学の学部生だった頃、文化人類学の研究室に混ぜてもらい、セミナーに参加していました.. [つづきを読む]


ぐうぜんの交差点

花巻で調査をしていた夕方.. [つづきを読む]


ぼくの仕事術

他の人との締め切りや約束に縛られない.. [つづきを読む]


少し大きなメッセージを文章にする

頭の中だけで説明を組み立てるのが、難しいメッセージがあります.. [つづきを読む]


Humanity と道具

いやいや、ほんとにこいつらは飛ぶのが好きだよ.. [つづきを読む]


冷たい風は空間をわたる

きょうの朝は、いつもより冷える.. [つづきを読む]


意志

ぼくがこうやって書いているのは.. [つづきを読む]


ヘミングウェイ

初期のヘミングウェイ Ernest Hemingway の魅力は.. [つづきを読む]


アウトライン・プロセッシング定義集

気になっている言葉を選んで、今の自分の定義を整理してみる試みです.. [つづきを読む]


Sully

人為ミスの要素がなかったか調べているのなら、そこに本当の人という要素を入れてほしい.. [つづきを読む]


キー・イノベーションとしての幸福感

しばらく働いた環境系NGOをやめて、大学院の修士過程に入った頃のこと.. [つづきを読む]


じゅっしょううお

たしか小学5年生の終わりか6年生はじめの春だったと思う.. [つづきを読む]


ルーシーとぼくたちの道具

さて、折りたたみキーボードと iPhone、『老人と海』、そしてコンテとスケッチブック.. [つづきを読む]


人間性と道具

10年前の秋.. [つづきを読む]


たかが道具

結局老人は、カジキを釣り上げることができたのか.. [つづきを読む]


されど道具

あれは5年前の2月.. [つづきを読む]


忘れてしまうぼくたちが忘れないために

雑誌『かーそる』に、「人間の条件?」というタイトルで記事を書きました.. [つづきを読む]


時間からのプレゼント

まずは、この記事をゆっくり味わってほしい.. [つづきを読む]


岩手山と姫神山

フィールドワークしている渋民 (しぶたみ) は盛岡の北側、ちょうど、岩手山と姫神山 (ひめかみさん) のあいだにある.. [つづきを読む]


星空の効果

岩手県の花巻に、野外調査のため滞在したときのこと.. [つづきを読む]


テキストファイルで約束のリストをつくる

自分がやりたいことを整理する道具として、アウトライナー OmniOutliner を使っている.. [つづきを読む]


小さなやりとりというサービス

職場へ向かう途中、たまに立ち寄るカフェのカウンターで.. [つづきを読む]


考える木の日々 その2

「ハヤタ町のコーホーは、どれくらい読んだ?」マグカップをテーブルの端にどけながら、オガノさんが少しかすれたような、低い声で訊いた.. [つづきを読む]


ショーナン

ベルトのいらないだぶだぶ木綿の服に.. [つづきを読む]


知的生産とブログ その2

8月28日、「夏の知的生産とブログ祭り」という集まりに参加した.. [つづきを読む]


知的生産とブログ

「夏の知的生産とブログ祭り」という集まりに参加しました.. [つづきを読む]


考える木の日々

プロローグ [つづきを読む]


マーク・ワトニーの考える力

2月に観た『オデッセイ The Martian』のシーンをよく思いだす.. [つづきを読む]


大きなノートで考える

以下の記事を読みました。R-style の倉下忠憲さん経由で知った記事でした.. [つづきを読む]


サッカーをスタジアムで観る

サッカーの試合を観たり、サッカーについて話したりするのは大好きで.. [つづきを読む]


3つのオリジナリティ

研究で給料をもらっている人は、その仕事の成果 (生産物) として、オリジナリティを求められる.. [つづきを読む]


花巻のスケッチ

田んぼというのは、平らにならんでいるものなのだけれど、.. [つづきを読む]


友人の幸福を自分のものにする

カフェ・シリーズ、その3。カフェは、同じ研究分野の人たちが情報交換する場、つまり学会の大会に参加しているあいだにも、大切な場所になる.. [つづきを読む]


いい本の条件

ぼくにとって、まいったなってくらいにいい本ってのは.. [つづきを読む]


初代 MacBook Air

値段なんてどうでもよくて、ある物を手に入れて使ってやると覚悟が決まる瞬間があります.. [つづきを読む]


自分で考えることへの憧れ

大学に入ってすぐ図書館をおとずれたぼくは、科学論文の量に圧倒されました.. [つづきを読む]


生活のアウトラインをリライティングする

このところ、仕事に追われている気がして、それが気になっていた.. [つづきを読む]


ニュートンの「巨人」に打ちのめされた日

高校生の頃だったと思います.. [つづきを読む]


この月について書かなければならない

この月について書かなければいけない。駅を出て空を見上げたとき.. [つづきを読む]


小さな映画館

街角にある小さな映画館は、減り続けているのだとずっと思っていた.. [つづきを読む]


自分目盛りの階層性

まず、以下の記事を味わってください.. [つづきを読む]


海辺の街

たまに海辺の街に行くことがある.. [つづきを読む]


シャープソーンのマリオ

ぼくは海外へ行っても、隙があると、やはりカフェに行く.. [つづきを読む]


騙せない

ぼくの限られた経験では、ほとんどの科学者はある程度の経験を重ねると、他人の研究の良し悪しを、すぐに見抜けるようになる.. [つづきを読む]


プロジェクトとタスク

GTD の本などで、プロジェクトはタスクの集合とされています.. [つづきを読む]


ペトロフの物語り

『職業としての小説家』に、頭の中の抽斗の話しがでてくる.. [つづきを読む]


ゆっくり見る

書くこと、描くこと、それに歩くことと、ゆっくり見ること.. [つづきを読む]


Peter

モンゴルでの彼との想い出を最初の記事にしたのは、1年以上前.. [つづきを読む]


オデッセイ The Martian

この映画のウリとして、火星に残されたアストロノーツ Mark Watney が、「絶対無理!」と思う状況で繰りだす、その無理解決策の科学的正確さがあげられる.. [つづきを読む]


公開するフリーライティング

フリーライティングからはじまった文章は、自分の文章になっている可能性が高い.. [つづきを読む]


ひとつのメッセージを選び、ひとつの作品をつくる

若くして病気で亡くなった友人の M が元気だったころ、彼が仲良くしていた画家のうちに連れていかれたことがある.. [つづきを読む]


はじまりのフリーライティング

最終回. エピローグ [本文を読む]


はじまりのフリーライティング

第7回. フリーライティングの機能 [本文を読む]


Humanity #3

好きなことなら続けられる。でも、この好きという気持ちはうまくコントロールできない.. [つづきを読む]


ペトロフ

彼は BBC のカメラマンで、出会ったのはロシアのプリモーリエ地方にある小さな村、ベルフニェ・ペレバル.. [つづきを読む]


Humanity #2

4年前の春、風邪をこじらせて2週間以上寝込んだ.. [つづきを読む]


Humanity

テキストデータの特長として、長期にわたって残りつづけることが比較的容易、という点があげられる.. [つづきを読む]


はじまりのフリーライティング

第6回. 流れを乱さず流れをつかむ [本文を読む]


はじまりのフリーライティング

第5回. Leo のデスクトップ [本文を読む]


アインシュタインの手紙

Maria Popova が本の紹介記事で引用していた、たぶん小学生の書いた手紙が印象的だった.. [つづきを読む]


ゾウの国

彼は、スリランカのポロンナルワという遺跡の町にある、2番目に評判だと聞いたホテルで働く2番目だかにえらいホテルのスタッフだった.. [つづきを読む]


冬のはじまりと前進エネルギー

いろいろないきさつがあって、高校2年から3年にまたがる1年間、新聞配達のアルバイトをしていた.. [つづきを読む]


はじまりのフリーライティング

第4回. フリーライティングのためのガレージをつくる [本文を読む]


プロフェッショナル. October 26 2015

The Sweet Setup は、できたときからお気に入りの英語サイトで、Mac や iPad、iPhone、その App や周辺器機のレビューが中心のサイト.. [つづきを読む]


WorkFlowy の本がでた. October 24 2015

タイトルは『Do Way, Way More in WorkFlowy』。WorkFlowy で道を極める、という意味だろうか.. [つづきを読む]


はじまりのフリーライティング

第3回. 習慣をオープンにする [本文を読む]


Huh mountain

大きな自然を前に、声すら出ないほど感動したことが、一度だけある.. [つづきを読む]


はじまりのフリーライティング

第2回. 自然に始めるための心理装置 [本文を読む]


はじまりのフリーライティング

第1回. プロローグ [本文を読む]


賢治. September 16 2015

宮沢賢治の詩は好きだったけど、それ以外のことは知らなかった.. [つづきを読む]


How society works. September 8 2015

ぼくは「社会」に興味がある。人に限らず、広く動物たちのつくる社会に興味がある.. [つづきを読む]


ジョン・メイさんのファイリング・システム. August 31 2015

『Still Life』というロンドンを舞台にした映画の話し.. [つづきを読む]


分人ネットワークとアウトライン・プロセッシング. August 23 2015

人は、自分の中に矛盾をかかえながら生活している。その矛盾とどうつきあっていくのかという問題は、誰もが生活の中で出会う、大切な課題のひとつ.. [つづきを読む]


瞬間を自分のものに. August 18 2015

宮澤賢治と Ernest Hemingway と Raymond Carver.. [つづきを読む]


時間よとまれ. August 15 2015

8月の真ん中。ツクツクホウシの声がシャワーみたいに聞こえ、道には落ちたアブラゼミやクワガタムシが目立ちはじめる時期.. [つづきを読む]


言葉あそび. August 9 2015

この空と、そこに浮かぶ雲について.. [つづきを読む]


フリーライティングで生活のアウトラインを育てる. August 8 2015

アウトライナー最大の長所のひとつは、フリーライティングを使ったアウトライン・プロセッシングの道具として使いやすいこと.. [つづきを読む]


スケッチ (その2). July 31 2015

地元のまちに、O 美術館という小さめの美術館がある.. [つづきを読む]


しるしに迷わない方法. July 27 2015

これも先にかいた記事「しるし」のつづきで、階層を上がるについての話し.. [つづきを読む]


スケッチ. July 18 2015

スケッチすることが好きで、意識的につづけている.. [つづきを読む]


しるし. July 12 2015

フランスの高校で哲学の講義をしていたアランは、こう言っている.. [つづきを読む]


「未来の自分」という他人を思いやる? June 29 2015

オブジェクト指向プログラミング Object-oriented programming (OOP) と呼ばれる手法がある.. [つづきを読む]


階層を重ねた小さなアウトラインを育てる. June 22 2015

ふと思いたって一番古いアウトライナーの項目をみたら.. [つづきを読む]


テキストの樹の中を鳥のように移動する. June 17 2015

Vim というテキストエディタを使い始めた。今のぼくの Vim の見方を短くまとめると「指先が静かにキーボードの上を滑りつづけるうちに、文章という作品ができあがるソフトウェア」.. [つづきを読む]


本のいらない読書術. June 7 2015

ぼくの好きな旅というのは、一度に1メートルか2メートルしか行かないような旅である.. [つづきを読む]


音をたよりに文章を練る. May 31 2015

英語で話しているときに覚えた言葉、とくに固有名詞をカタカナにするのは、かなり苦手.. [つづきを読む]


見せかけの2ペイン. May 23 2015

ここでは、OmniOutliner という Mac OS や iOS 用にデザインされたソフトウェアの話しをしようと思う.. [つづきを読む]


文章エディタ. May 18 2015

文章エディタという呼び名は、書くとはどういうことかについて具体的なアイディアを与えてくれる、刺激的な名前だと思う.. [つづきを読む]


アウトライン・プロセッシングの話しをしよう. May 15 2015

Dave Winer は、かつてこう書いた.. [つづきを読む]


一晩と半日. May 10 2015

たぶん、一晩と半日のできごとで.. [つづきを読む]


生きる覚悟の階層性. May 1 2015

ロシアでの初めての本格的な仕事は、プリモルスキイ地方を南から北へ流れるウスリー川の支流、アルチャン川流域に広がる湿原にすむコウノトリの調査だった.. [つづきを読む]


Argenteuil (アルジャントゥイユ). April 25 2015

Monet の Argenteuil.. [つづきを読む]


[sketches] A male gray-faced buzzard. April 18 2015

In April, especially around the cherry blossom season.. [visit my sketchbook]


意志を持って流れに乗る. April 15 2015

この1年間、何度も役に立った言葉のひとつに「意思を持って流れに乗る」がある.. [つづきを読む]


Penumbra (半影). April 11 2015

宇宙から地球をみると.. [つづきを読む]


[sketches] A possible mechanism to explain how deep concrete ditches diminish frog densities in paddy fields. April 9 2015

Frogs without finger disks like true frogs and common frogs could not climb up concrete walls when they fall into deep ditches... [visit my sketchbook]


Imitation game #2 (有限から無限をつくる?). April 6 2015

1950年に発表したエッセイで、Alan Turing は「機械は考えることができるか?」という問いを提案している.. [つづきを読む]


[sketches] A tram in downtown Kogoshima. March 29 2015

I've stayed at Kagoshima to join the ESJ62 for five days in mid-March.. [visit my sketchbook]


Jargon. March 27 2015

ぼくの限られた経験では、英語圏の科学者も、たまに jargon という言葉を使う.. [つづきを読む]


Connecting the dots (過去と今と未来を結ぶ). March 24 2015

5年前、ちょうど David Allen の GTD 本を読んだのと同じ頃、Steve Jobs の動画をみた.. [つづきを読む]


[sketches] A grasshopper, major prey for gray-faced buzzards in southwest Japan. March 18 2015

Patanga japonica. This grasshopper species is harbored by grasses in paddy fields and forest edges of south East Asia. [visit my sketchbook]


Four efficient messages from GTD. March 15 2015

David Allen の「ストレスフリーの整理術」と OmniFocus が、ぼくの本格的な「仕事術」の始まりだった.. [つづきを読む]


[sketches] A female gray-faced buzzard looking at her prey. March 14 2015

Gray-faced buzzards, a migratory raptor breeding in east Asia, properly hunt their prey on paddy fields and deciduous broad-leaved forests. [visit my sketchbook]


Imitation game (機械は考えることができるか). March 12 2015

趣味 (アウトライナー関係) でだけど、このところソフトウェアが何かをよく考えていて、そのためにアルゴリズムについて頭を整理し始めたら Alan Turing のことを思い出した.. [つづきを読む]


形なきものに輪郭を、形あるものには自由を. February 27 2015

「ぼくたちの時代の本」という紙の本の紹介をしよう.. [つづきを読む]


Keeping our eyes open (見つめる). February 20 2015

言語で表現するためには、言語に囚われてはいけない.. [つづきを読む]


Escape from that outline (そのアウトラインをすてろ). February 14 2015

アウトライン・プロセッシングの鍵として、 リライト、つまり一度書いた文章の再構成についてもう少し考えてみよう.. [つづきを読む]


フローラップとアウトライナー. February 7 2015

フローラップ @takwordpiece

ここで触れられている、一度書き出した文の集まりから文章を組立てる作業や最終フォーマットに整形した文章を校正する作業に共通しているのは、仮の全体像をはっきりと目に見える形にしていること.. [つづきを読む]


Resilience (たくましさ). February 3 2015

いいなあと思う文章には、それを書いている人のはっきりとした世界観を感じることが多い.. [つづきを読む]


Stillness (何もしない). January 27 2015

あなたは、読む人でありたいのか、単に学ぶ人でありたいのか。それとも、真実を見る人になりたいのか.. [つづきを読む]


Moleskine notebooks and Peter in Mongolia. January 10 2015

今、いちばん使っているノートは、黒いハードカバーで白地の Moleskine.. [つづきを読む]


目標をすてろ. January 3 2015

“letting go of goals” (Leo Babauta, Focus)

このメッセージは強烈だった。驚いたし、理解できなかった.. [つづきを読む]


Core functions enduing outliners to be dynamic media. December 26 2014

アウトライナーと呼ばれるソフトウェアは、テキストベースのダイナミック・メディアとしての可能性をもっている.. [つづきを読む]


Smalltalk and outliners. December 20 2014

1970年代、Dynabook や Smalltalk で有名な Alan Kay と Adele Goldberg は、子どもも含めたすべてのユーザーが、自分の望む機能を自由につくりだせる外部装置 (ハードとソフトウェア) の実現を目指していた.. [つづきを読む]


The need for evidence-based conservation. November 21 2014

Title : The need for evidence-based conservation

Authors : Sutherland WJ, Pullin AS, Dolman PM, Knight TM

Journal : Trends in Ecology and Evolution 19, 305–308 (2004)

Comments : 保全研究とその実践現場のギャップを埋める必要性を説いたオピニオン論文。自然保護区で進められている保全対策のほとんどが、個人の経験だけに基づいて行われている証拠を示した上で、1. 保全対策の意思決定は、科学的データ evidence を広く体系的にレビューした上で行う必要があること、2. その対策の成果もデータとして蓄積し、公開する必要があることを強く主張している。ここで言う科学的データとは、コントロールのある実験結果やランダムサンプリングされた観察データから日々の観察事例の記録までの、さまざまな質のデータを指す。

多くの人が当たり前のことのように感じ、口を揃えて唱えている解決策がまったく実現されていないとき、私たちはどう行動すればいいのか。この著者らは、問題が実在する証拠をポイントをついた形で示し、解決策を分かりやすく提案している。しかし、そのやり方が革新的という訳ではない。彼らは、保全現場改革の具体的なモデルとして、医療現場のシステムが適していると明言している。保全分野よりも数10年早く、科学的データに基づいて診断し治療を行うという変化が進んでいたからだ。この事実は、生物多様性の保全に関わる人々にとって興味深いものだが、保全を人の医療に例えてその仕組みを踏襲するアイディア自体は、斬新なものではないと理解している。アンケート調査の方法や解析も、シンプルなものだ。

この論文の意義は、発表後に提案した内容が実現されていること、そして、その効果も定量的に報告されていることだと考えている。彼らはどのように行動し、どこまで実現できたのか。そして、今、どのような問題に直面しているのか。それらを理解する上で、彼らの出発点を知ることは重要な意味をもつ。[概要も読む]


アウトラインを使った良い文章の書き方. November 19 2014

奥出は、いわゆる欧米型の「良い文章」を書く手順として、「良い」レポートを学生に書いてもらう場面を想定し、以下の8ステップをあげています.. [つづきを読む]


Knowing but not doing. November 12 2014

Title : Knowing but not doing: selecting priority conservation areas and the research–implementation gap

Authors : Knight AT, Cowling RM, Rouget M, Balmford A, Lombard AT, Campbell BM

Journal : Conservation Biology 22, 610–617 (2008)

Comments : 保全研究と実際の保全活動のギャップ “Research-implementation gap” を示した初期の研究のひとつ。保全生物学でも最重要の分野である保全モニタリング conservation monitoring (保全優先度の高い場所を特定することなどを目的とする) 研究を取り上げ、その多くが実際の活動への応用そのものではなく技術開発を目的としていること、その結果、実際の保全活動に結びついていない研究が多いことを指摘した点が、この論文のウリだと思う。ややラディカルな議論も印象的。

ただし、その実証方法が甘い印象。論文著者を対象としたアンケート調査の結果が主で、このギャップがあるとする根拠も、実際の保全活動に適用された論文の割合が小さかった (全体の1/3) ことだけである。保全活動側の情報、少なくとも関連する保全プロジェクト数と、その中で保全研究の成果を取り入れた研究の割合などを、示す必要があるのではないだろうか。[概要も読む]


A dynamic medium for creative thought. November 7 2014.

Alan Kay and Adele Goldberg:

Mathematics could become a living language in which children could cause exciting things to happen. Laboratory experiments and simulations too expensive or difficult to prepare could easily be demonstrated. The production of stylish prose and poetry could be greatly aided by being able to easily edit and file one’s own compositions. (Kay and Goldberg. 1977. Personal dynamic media. Computer 10, 31–41)

Our design strategy, then, divides the problem. The burden of system design and specification is transferred to the user. This approach will only work if we do a very careful and comprehensive job of providing a general medium of communication which will allow ordinary users to casually and easily describe their desires for a specific tool. We must also provide enough already-written general tools so that a user need not start from scratch for most things she or he may wish to do. (Kay and Goldberg. 1977. Personal dynamic media. Computer 10, 31–41)


A dynamic medium for creative thought. November 5 2014.

Alan Kay and Adele Goldberg:

Although thinking goes on in one’s head, external media serve to materialize thoughts and, through feedback, to augment the actual paths the thinking follows. (Kay and Goldberg. 1977. Personal dynamic media. Computer 10, 31–41)

Imagine having your own self-contained knowledge manipulator in a portable package the size and shape of an ordinary notebook. Suppose it had enough power to outrace your senses of sight and hearing, enough capacity to store for later retrieval thousands of page-equivalents of reference materials, poems, letters, recipes, records, drawings, animations, musical scores, waveforms, dynamic simulations, and anything else you would like to remember and change. (Kay and Goldberg. 1977. Personal dynamic media. Computer 10, 31–41)


A website to share scientific evidences for conservation. November 3 2014.

ConservationEvidence.com is a website to provide scientific evidences that can be useful for making a decision of conservation practitioners.

I am interested in such activities to bridge the ‘knowing-doing’ gap. There are lots of things what I can learn from this.


Evidential statistic is.. October 11 2014.

Mark L Taper:

The job of scientists is to replace old models to new models. … Evidential statistic is a field captain. It rides the field with its flag taking on challenger model to model in fair fight.

at PES30


40-years data is not enough. October 11 2014.

Mauro Fasola:

40-years data is not enough to solve the question. Looking forward getting 50-years one.

Robert M Drazio:

I wanted to say on your (Mauro’s) talk, ‘Wow!’

at the 30th Annual Meeting of the Society of Population Ecology (PES30)