on outline processing, writing, and human activities for nature
前にも書いたけれど、ほんとの to-do list は小さなテキストファイルにして操作している。
ここで言う「ほんとの to-do list」とは、他の人との約束の覚え書きリスト。この項目をできるだけ大小を問わず、だいたい20より少なくするよう心がけている。ファイルサイズは約4キロバイト。
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TaskPaper という軽いアプリケーションを使って、約束した項目を優先順位の高い順番に並べ、終わったら @done を項目の右端につけて、ある程度 @done の項目がまったらまとめて削除。
新しく約束したことは、@due() のカッコの中に dead line の日時を入れて、同じように日時のついた項目の中に、日付順に並べる。たとえば、8月10日朝9時から千葉で担当する野外実習があるなら:
- field course at Sakura @due(August 10 2018 900am)
そして、できればすぐにその約束について、「つぎにやる具体的な作業」の項目をひとつか2つつくり、リストの一番上に置く。たとえば、実習に使う道具の確認をしようと思ったら:
- check equipments for the Sakura field course @today
@today は早めにという意味で、何が何でも今日中にということではない。個人的には、まぁこの4日くらいのあいだに終わると嬉しいなぁくらいの意味。
そして、リストの上の方にある他の @today 項目の中で順番を決めてできあがり。
じゃあ本当に「今日中」という仕事ができたときにどうするかと言うと、やはり @today をつけて一番上に置くだけ。さすがのぼくも、今日中と今日言われた日に忘れることはないだろうから。
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こうしてリストがある程度の完成度に達してるなと感じたら、あとはあまり考えず、一日の午前中 (朝一番ではない) にリストの上の方をみて、念のため日時 (@due) のついた項目も確認して、作業にとりかかる。
20項目くらいの小さいリストだとレビューもめんどくさくないのだけど、それでもぼくはせいぜい2週間に一回レビューするかどうか。しばらくレビューしないでいると、何となくこのリストはうまく動いていない (重複や抜けがある、タスクが増え過ぎている) という気持ちのモヤモヤがある程度高まってくるので、そこでエイやとリストを整理すると、またこれがすっきりして楽しい。
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テキストファイルで4キロバイトの小さなファイル。テキストファイルだから、TaskPaper 以外のテキストエディタで見たり編集したりできるし、A4一枚にプリントアウトして持ち歩いてもいい。
ぼくにとっては、この手頃さが与えてくれる安心感が、とても効果的な道具として働いている。