on outline processing, writing, and human activities for nature
たとえば、ある学会大会のオーラル発表の会場。
彼は、幸せそうに見ている。その目や口元、背中から幸せそうな気持ちがこぼれている。
発表を聞きながら「うーん。この研究どうすればいいかな..」とちょっとマイナスな気持ちになったとき。
彼の方に目をやると、「いや、この発表、ほんとずっと聞きたかったんだよなー」という声が聞こえてくる。
するとそれだけで、なぜかぼく自身まで救われた気持ちになり、スクリーンに目を戻すやいなや、その研究の明るい道筋が見えてきたりする。
幸せそうにみているは、それだけでも、十分過ぎるほどに価値があるのだ。