gofujita notes

on outline processing, writing, and human activities for nature


暖炉の火

 おとといの夜「忙しかった時期も、何とかひと段落」とひと息つきながら、きのうも別のしごとで頭いっぱいになってしまい、少し反省。

 こういうときは、作業を終わらせること (=アウトプット) ではない、別の何かに目を向けることが大切。

 でもそれは、必ずしもインプットや気分転換ではなかったりする。内面に目を向けるといった大そうなものでもないし、家族を大切にすることはまちがいじゃないけど、その言葉だけでは何かが足りない。

 今の場合、裏庭に溶け残った雪を見ることだったり、いつも聞き流してたキャロル・キングをゆっくり聴こうと思うことだったり、奥さんがお母さんのためにつくったタオルのクマを思い浮かべることだったり。

 あるいは、自分が愉しめるしごとサイズがどれくらいかを考えたり、こりゃ背伸びしすぎてたなと思う自分を、ちょっと上から目線で笑ってみたり。

 そういう小さい作業のモザイクから、暖炉の火のような本当の元気が生産される気がする。