gofujita notes

on outline processing, writing, and human activities for nature


Scripting News のしかけを考える その3

Org mode で Scripting News のようにアウトライナーでかきながら microblog として文章断片を公開しつつ、ある時間スケール (たとえば1日) ごとにランダムノートとして公開する手順を、具体的に考えてみた。

 

  1. Org mode でつくっている自分のアウトラインのファイルのいちばん上に random note (date) の項目をつくり、その下へ point (= cursol) を移動させる。Narrowing (= focus, zoom in) はしない。
  2. 下につづく過去につくったいくつかのランダムノートも開いておく。他のフリーライティングした項目名や文章といっしょに眺めてもよい。
  3. とりあえずは、ひとつのポストをつくることを意識する。ひとつのパラグラフで、文字数は多くて200字から500字を目処にする。もちろん、その文字数を越えてもかまわない。
  4. ひととおりかいて、ポストしたいなと思ったらまず、そのパラグラフの上に時刻の項目名を入れる。これは、先につくった random notes (date) のひとつ下の階層になる。
  5. その時刻の項目に narrowing し、もういちど今かいたパラグラフをリライトする。
  6. いいなと思ったらポストする。
  7. そのまま別のポストをかきたい場合は、その下に別の時刻の項目をつくり step-3 にもどる。
  8. ポストした文章を SNS のタイムラインの中でよみたいと思ったら、たとえば Mastodon を開く。ぼくの場合、Mastodon なら Emacs client の mastodon.el へ移動する。あるいは Ice Cubes を開く。
  9. タイムラインを眺めて新しいことをかきたくなったら org mode にもどり、新しい時刻の項目をつくり step-3 へ。
  10. 文章をかいている最中、項目に narrowing してもいいし、しなくてもいい。
  11. 仕事やしごとに戻る必要があるときは仕事やしごとの項目に narrowing する。
  12. その一日の終わりか翌日の朝。一日のランダムノートのアウトラインを眺め、ブログとして公開したいときは html に出力して整形。gofujita note にポストする。

 

elisp のコードをかいて処理する部分もあるけれどそれは最小限におさえ、org mode のアウトライナーとしての機能をできるだけ活かしたい。何ならコードなどかかずに、たとえば org からたとえば html を出力する markdown エディタへ手作業でコピーペイストするのでもかまわない。

かきためてきた文章や今日初めて思いついた文章をアウトライナーで按配する感覚を大切にしたいので、あくまでもアウトライナーベースのしかけがいい。