on outline processing, writing, and human activities for nature
Org mode から html への出力方法をしらべる。まずは org manual から目をとおす。
「13.9 HTML Export, The Org Manual」(The Org Manual)
「.org」のファイルにかいた文章を org-html-export-to-html
(keybind: C-c C-e h h
) で「.html」ファイルとして出力できる。 C-c C-e h h
は crtl+c, ctrl+e, h, h
のこと。ファイルではなく buffer に出力する場合は org-html-export-as-html
(C-c C-e h H
)。
出力された html ファイルをみると本文の前に大きなヘッダ部分がある。表示をかなり細かく設定できるようにみえる。そして org mode での html 出力のための markdown 的な記法もある。これも上にあげた org manual で説明されているが、以下のサイトが分りやすかった。もとのテキストファイルとブラウザ表示した結果をくらべながらみること念頭においたかきかた。
「org-modeを使ってみる: (13) HTML にエクスポート」(屯遁のパズルとプログラミングの日記)
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Dave Winer さんが FeedLand でつくろうとしている情報ネットワークの構造をことばにしてみる。
まず、自分がよみたいと思うブログやニュースサイト、Mastodon や Bluesky など microblogs のアカウントのリストがある。FeedLand はそれらのサイトやアカウントからフィードを受けとり、そのデータがリストに収められる。
自分のフィードリストにブログやサイトを登録する方法として、他のユーザーのフィードリストを出発点にする方法がある。たとえば Dave Winer さんのフィードリストや最近 FeedLand に登録したユーザーのリスト、あるいはサイトが (たぶん FeedLand ユーザーのあいだで) 人気順にならんだ Hotlist などリストなどを Menu から表示させることができる。そのリストには、チェックボックスがあり、チェックを入れたり外したりしながら自分のフィードリストをつくる。
FeedLand ユーザーのあいだでたがいのフィードリストを共有しながら、自分のフィードリストを望みの形に近づけようとするしかけだと思う。
加えて FeedLand では、自分のメッセージをかきそれをフィードとして発行できる。このユーザーがかいた文章のフィードは Menu の「Read user feeds...」からよむことができ、気になるユーザのフィードを自分のフィードリストに登録できる。
こうすることで、あるユーザーが別のユーザーのことばを受けとれるようになったり、おたがいのフィードを交換したりする情報交換できる。この構造は、たとえば Twitter など SNS の機能に似ている。しかも自分がよむ人を選ぶときには、その人がかいた文章だけでなくその人が好んでよんでいるサイトの情報も参考にできる。
RSS というウェブ技術の中では古いものから、現代の多くの人が望んでいる「安心して」よんだりかいたりできる SNS をつくることができる、という Dave Winer さんからの大切な提案ではないかと思う。
ぼくの好みに合っている気がしている。フィードリーダー以上のフィードリーダーかも。課題は、あつかっているサイトなどの情報やユーザーが英語圏に偏っていることだろうか。
(FeedLand について R-style の倉下忠憲さんからいくつも情報をいただきました。感謝)