on outline processing, writing, and human activities for nature
結城浩さんが、たぶん若い読者から届いた職業を選ぶ基準についての質問にていねいに答えられていた。
そもそも「〇〇で生きていこう」という発想は私には薄かったようです。それよりも、「自分にできることをやる」「面白いものは何か」のことばかり考えていました。広い視野や、長いスパンの計画というのは私には苦手だったようです
『アウトライン・プロセッシングLIFE』でTak.さんは、人生にとって大切なことを探るフリーライティングで、迷ったときにやることを選ぶ基準をかいている。たとえばこんな感じ。
強く打つか弱く打つか迷ったら強く打つ
『大衆の反逆』をとおしてオルテガ・イ・ガセットは、以下のようなメッセージを伝えたかったのではないかと、4年前のぼくはノートしている。
私たちの生とは、今の自分に何ができるかを正確に理解し、自分がありたいと考える姿を意識しながら、選択肢を選びつづけることである
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とおくを見過ぎてはいけない。今出会っている目の前のできごとにフォーカスしよう。明日の大変そうな仕事が気になったとしても、今はじめていることの価値を認めよう。
それでも迷うことはある。迷ったときのために自分の声に耳をすませよう。フリーライティングは、自分の声をきくために役立つことが多い。
そうやって手にした自分の声を大切にしてあげよう。
そしてできれば、それを未来の自分にも届くことばにしておこう。