gofujita notes

on outline processing, writing, and human activities for nature


普通だけどちょっとお気に入りの MacBook

(この記事は、うわさの M1 Pro/Max チップ MacBook Pro の話しではありませんので、ご注意を ( ͡° ͜ʖ ͡°)b)

 

ぼくのMacBook Proは、2018年製13インチのインテル・チップで、冷却ファンもまわることが多くにぎやかです。でも、個人的には、いわれるほどにうるさいという感覚はありません。

普通のつかい方しかしないからでしょうか、計算が遅いと感じたことは、たぶんいちどもありません。

普通のつかい方の具体的に挙げておくと、サンプル数が数千から数百のデータ解析や地理解析、かんたんなプログラミングと文章をかく作業など。

かって3年たちましたが、今もけっこうお気に入りの一台です。

バタフライキーボードの不具合には、少なからず苦労しました。一部のキーが、一度しか叩いていないのに二度反応するといった症状です。エアスプレーとブラシでていねいに掃除する作業をくり返しても、直りませんでした。

でも、この不具合をきっかけに、前から気になっていた外部キーボード (HHKB) を使いはじめ、バタフライキーボードの苦労から解放されました。Mac の前にすわる楽しさが、何倍にも大きくなり、HHKB でタイプしたくて MacBook Pro の前にすわることさえあります。

数字から予想していたよりも軽く感じるので、もち歩くときもうれしいことはあっても (背中のザックに HHKB が入ってる♪)、重くていやだと思ったことも今のところありません。

もしぼくの MacBook のキーボードが最初から快適だったら、この HHKB との出会いはなかったかもしれません。

キーボードに興味はあったものの、高価なキーボードを買うのは贅沢、という先入観があったように思います。

でも、この HHKB をつかうようになってから、少なくとも自分の感覚で、キーボードにお金をかけることは贅沢ではない、といえるようになったと思います。

今のぼくなら、たとえ MacBook のキーボードがある程度よかったとしても、HHKB のような目的でデザインされつくられたキーボードを買うことを、ちっとも贅沢と思いません。

これは、小さな幸運だったと、思います。

ぼくが買った中でいちばんの Mac は、PowerBook Duo と初代 MacBook Air (そういえばこの Air も空冷ファンがうるさいので有名でした) です。

たぶん皆さんにもあると思うのですが、使えなくなって5年あるいは10年たったとしても「あぁ、あれよかったな」と思えるような、ちょっとお気に入りの道具です。

この MacBook Pro は Duo や初代 Air のような個性がないのですが、愛着ある一台になりました。たぶんずっと未来にも「あぁ、あの MacBook Pro よかったなと思い出すことになるかなと、なんとなく予感しています。