gofujita notes

on outline processing, writing, and human activities for nature


At home in the Universe

この場所に、こうした文章を書くようになって5年がすぎた。

書いてきてよかったと感じることのひとつは、好きな生きものの研究以外にも、繰り返し書きつづけたいこと、そうしてもなお書き足りないこと、もっと考えたいこと、もっと行動したいことがクリアになってきたこと。

そのテーマ(みたいなもの)について書かれた文章や、その人(なぜか昔の人が多い)の書いた作品を読むと「あぁ、帰ってきたな」という感覚がある。

そのテーマ(みたいなもの)について書きはじめると、多少疲れている時でも、その世界にフォーカスすることに安心感を感じ、元気になることも少なくない。

Home というか、故郷というか。使い慣れたガレージと呼んでもいい。

もち運び便利な、いつも自分についてきてくれる自分の服のようなものであり、友だちのようでもある。

この home を実感できるようになったことは、小さくないできごとのように感じている。