gofujita notes

on outline processing, writing, and human activities for nature


アウトライナーと紙のノートブック

アウトライナーは紙のノートブックに近い。

記録の場として役立つときも少なくない。

でも、検索がそれほど得意ではない。

苦手というワケでもないけれど。

 

アウトライナーは紙のノートブックに近い。

形式にまったく囚われないとは言えないけれど、

書きはじめるときに感じる自由の度合いは大きい。

その使い方をデザインするのは、かいていくぼくたちである。

ぼくたちは、かきながら、使いながらそれをデザインする。

 

アウトライナーは紙のノートブックに近い。

頭に浮かぶアイディア断片をある程度そのまま記録し、

その断片から出発した、まとまった文章を書きはじめる場にもなる。

あふれ出す文章を記録する場にもなるし、

ことばや文章を練る場にもなる。

 

アウトライナーは紙のノートブックに近い。

自分が書いたメモや文章を、一時的にでも見たくないときは、

それを隠しておくことができる。

ノートブックならページを閉じ、

アウトライナーなら、項目を閉じる。

 

アウトライナーは紙のノートブックに近い。

そこから自分を広げることができる。