on outline processing, writing, and human activities for nature
森と田んぼの中を蛇行する少し大きめの川。大河ではない、でも小川でもない。北上川の支流である猿ヶ石川はそういうサイズの川。
たとえば冬の暖かい雨の朝に、少し離れたところから猿ヶ石川をながめる。
滔々と流れる猿ヶ石川の水。細かい波に覆われた面と波のない滑らか面の動的なパッチワーク。川面からは見えない川底の形と水のとめどもない流れがつくり出すうねり。
それを見ているだけで心に湧いてくる何かがある。
そういったものが身近にあることの幸せの感覚について、ゆっくり考えたり書いたり、描いたりしていきたい。