gofujita notes

on outline processing, writing, and human activities for nature


Good call

 

フリーライティングには、自分の声を聞く、という効果があると感じることがある。

しかし、自分の声に気づいたあとその声とどうつきあうのかは、また別の問題。

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気づいた声の内容によって、もちろんやり方も変わってくるような気がする。

だから、いわゆる how-to な本なぞをよみ、ケースバイケースで学んだり試したりするのも大切なことだと思っている。

でも、それだけではタイヘンすぎる気がするし何かが足りない感覚もある。

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自分の声とは別の、もっと大きな声にも耳を澄ましてみるのがイイんじゃないか、というのが、今気になっている仮説。

たとえば哲学は、そういう人間活動のひとつじゃないかと予想している。

あるいはたとえば、詩や小説、文学の作品に触れること、場合によってはそれをつくってみること。

絵や彫刻のような美術作品と同じ空間に身をおくこと、自分で作品をつくってみること。

怖いほど大きな自然の中で時間を過ごすことや、慣れ親しんできた身近な自然であそぶことも、大きな声を聞くきっかけになるのではないだろうか。