on outline processing, writing, and human activities for nature
Org-mode のことをブログにかこうとして、まだ納得できる形に文章を育てることができずにいます。Org-mode は、テキストエディタの Emacs の上につくられたアウトライナーで、Linax や macOS、Windows などの OS で使うことができます。
Org-mode や Emacs という巨大で多機能、カスタマイズも自由なツールの全体像や特徴を、今の macOS や Windows 10/11、iOS や Android などのアプリを使い慣れた人たちに、どこからどう伝えればよいのか。
そういうことで道を迷っているときに、以下の電子書籍の記事をよみました。
全体の編著は倉下忠憲さんで、org-mode と Emacs の解説は、こなゆきさんの文章です。Org-mode と Emacs、それぞれを1ページほどの文量にまとめたこなゆきさんの記事は、専門用語もツール紹介どくとくのことば遣いも最小限におさえたよみやすい文章。
複雑に変化しつづけるツールの末端機能やみかけに囚われず、ポイントを外さずに強調した構成が、すばらしい。
こなゆきさんの力に加え、本全体の情報量や構成の按配を配慮された倉下さんの編集効果もあるのかなと、想像しています。