on outline processing, writing, and human activities for nature
洗練させるより、徹底して羅列する迫力
ウンベルト・エーコ
高校教員をしている友人からのメール
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故郷のような学会
変わらない大学キャンパス
ツクツクホウシの鳴き声シャワー
「来年は新潟で開催。残念だけど佐渡じゃない」
「いつでも査読しますよ」
「嬉しい悩みに、悩む必要はない」
暗闇の屋上に忍び込み、紙飛行機を山ほど飛ばす思い出
行動する幼稚園の先生
発表練習してみたら13分 (よしよし、もう少し)
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もういちど練習してみたら18分もかかる (笑)
聞きにきた人たちと語らうように話そう
1年ぶりに会うなつかしい顔ぶれ
「発表に間に合ったよ!」
「うちのデータも、ぜひ使って欲しい」
47年間、20キロ四方のタカを記録しつづけたサンタクロース親父
ポスター賞で審査する「将来性」って何?
大切にしてきた自分の問いに答える研究プロジェクトを、ひとりで始めた60歳大会委員長の決意とすばらしいセンス
負けてはいられない
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ヨタカの鳴きつづけていた丘
チキンカツしか注文できない食堂、あるいは怒りの山盛りご飯食堂
文法ってなんだ
毒の実を食べるヤマガラ
「査読は得意なんです」
なぞのロングあごヒゲとステッキの紳士
卵が孵るまでに、半年以上かかる恐竜
「あんたの発表を聞いて、びっくりしたんだよ」
「懇親会のあいだに、台風は行ってしまうよ」前向き主義
「あなたのようなセンスが、私にはないんだ」
「発表してよかった」
ほうじ茶が400円する (でも明石焼きはおいしい) 東京駅の明石焼き屋
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いつもの静かな朝
高校教員をしている友人への電話
そして短い手紙
夏の名残りのようなミンミンゼミの声