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ecology of biodiversity conservation

notes

on ornithology, ecology, conservation of biodiversity, natural history, evolution, outliner as a personal dynamic media, and writing


Four efficient messages from GTD. March 15 2015


David Allen の「ストレスフリーの整理術」(1) と OmniFocus が、ぼくの本格的な「仕事術」の始まりだった。5年前のこと。

週末に意気揚々と、当時はまだ空いていた近所のスターバックスの大きなテーブルに座り、半日かけて自分の抱えていたタスクを MacBook Air (すぐ熱くなる第1世代) で入力したあとの安心感は、今もよく覚えている。最初はその MacBook と iPhone 4 で (項目が増えると同期に少し時間がかかった)、その後は iPad を中心に OmniFocus を GTD の道具として使った。iPad 版 OF は、たしか週次レビューに便利だった。

しかしそのあと Leo Babauta や、彼のサイト経由で知った他の米国 IT ブログの minimalist 的な視点に影響を受け、多機能で強力な OmniFocus よりも、テキスト形式のデータもあつかえるアウトライナーと TaskPaper の組合せに移動した。そして、GTD 的なやり方も、自分が自然に使える極力シンプルなものにしていった。少しずつ。

(当時読んでいた米国の minimalist ブロガーの多くは、OmniFocus こそ iPhone の killer app だと言っていた。しかし、その頃の iPhone ではやや動作が重かった。また、この OF が開発中止になったらと事あるたびに心配したり、ハードや OS、そして OF 自体のアップデートごとにドキドキするのは minimalist 的じゃないと考えた。きっと今は動作も軽快だろうし、初期でも iPad 版 OF の洗練されたデザインは、iOS apps の中で名作のひとつだと思っている)

シンプル化が落ちついてから3年経ち、自分にとってはこのやり方が一番と感じている。そして、その変化をくぐり抜けて今も役立っている David Allen のメッセージが4つある。これが、ぼくにとっての GTD のエッセンス。

  1. 迷いが出始めたらまとまった時間をとり、頭の中にあるやりたいこと、仕事でやらなければいけないことをすべてリストに書き出す。
  2. To-do list は、タスクという作業項目とその集合のプロジェクト、さらにそれらの上位プロジェクトといった階層構造を想定すると整理しやすい。
  3. 数分で終わるタスクは、to-do list を確認する段階で終わらせてしまう。
  4. 次にやることは、プロジェクト単位ではなくタスク単位でリストにあげておく。

今、彼の本を読み返すことはほとんどない。しかし、これらのアイディアをはっきり示してくれたことに、心から感謝している。

  1. デビッド・アレン. ストレスフリーの整理術. (田口元 訳) 二見書房, 東京


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