on outline processing, writing, and human activities for nature
時間、とくに「暇な時間」について、ぼくは、こんな風に考えています。
*
「いまヒマ? 」と訊かれたら、いつでもどこでも、ニヤリと笑い「もちろんヒマ」と心から応えられるよう、できるだけ準備をしておく。
この準備には、いろんなやり方がある。いつでもそう自然に言えるよう心がまえがあった方がいいし、実際に何でもできる一時間や一日をつくっておいた方がもっといい。
優先順位の問題かというと、決してそれだけではない。また、準備のために忙しくなることは、これまた本末転倒であることにも気づく必要がある。
*
そう決めてから、10年近くたちました。
まず家族、とくに奥さんにそれができるようになることを目指し、多少できるようになったところで(え?できてない??)、自分の研究のこと(つまり自分自身に暇?って聞かれたら、暇!と応えられるようにする)、その次に研究室の仲間、とくに学生たちにそう言えるようにする、という順番で練習して行きました。
あと、ぼくのまわりを見ていると、たとえば職場の同僚に「いまヒマ?」と自然にたずねることは大変難しいので、そんな風に気軽に話せるような関係をつくっておくことも大事かなと、思っています。
今でも半分も成功してないと思うのですが、そう心がけるようになって、色んなものが変わった気がします。