on outline processing, writing, and human activities for nature
本を読んでいると、物語に出てくる人(たち)の声が、あるいは作者の声が聞こえてくるときがある。
狙ってその声が聞こえるものではなく、(ぼくの場合)本を細く長く読みつづけていないと、その時間はやってこないと思う、たぶん。
その声は生きる力の一部になる場合がある。たとえば、苦しいときの光のような存在になる。
どの選択肢を選べばいいか答えを教えてくれるワケではない。おっさん的経験では、大体の場合、答えは自分で見つけないとイケない。
その声は自分が自分のやること(=やらないこと)を選ぶ勇気を与えてくれると言うか、勇気なんてなくても、アンタの考えてることなんてまぁそんなタイソウなもんじゃないと、教えてくれると言う方が近いかも知れない、たぶん。