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gofujita notes

知的生産に関する小さな思いつきや学んだことを、短く記録する場所です。


git の役割

1. git でできそうなこと

  • 原稿作成のステップをバックアップもつくりながら記録する。
  • つまり、作成途中の原稿を、ステップごとに自分のコンピュータとサーバへ保存する。
  • 自分の望む過去のステップの原稿を再現する。
  • 複数の修正案をつくり、それぞれの作成ステップを記録する。
  • 複数の修正案のちがいを比較し、希望部分を組み合わせた新しい修正案をつくる。
  • 一番完成に近い (と自分が考える) 中心原稿にしるしをつける。
  • 修正案の枝分かれと融合など、修正案の系譜 (修正案の親子関係) を記録する。

2. git での原稿バージョン管理の手順

今ぼくが進めている手順を日本語のアルゴリズムにすると、こんな感じ。

  1. 新しい原稿ファイルをつくる。
  2. 原稿作成のための作業フォルダ (ローカル) を、コンピュータの中につくる。
  3. 原稿のバックアップを保存するフォルダ (リモート) を、サーバの中につくる。
  4. 記録したいステップの原稿を固有の名前、日時、短いノートをつけ、保存する。
  5. 修正案が枝分かれするとき、それぞれの枝に名前をつける。
  6. 枝分かれした修正案を合わせるとき、それぞれの原稿の矛盾がないか確認する。
  7. 矛盾か所を対比しながら、新しい修正案をつくる。
  8. 不要になった枝の記録を削除する。

3. miscellaneous

  • 枝分かれした修正案の矛盾点を対比する作業は、テキストエディタが読み書きできる形式のファイルで可能。
  • git は vim や Emacs と相性がいい印象。

4. 参考にしたオンライン情報

git の機能全般と具体的な操作法は、これらを参考にしている。

git のおもしろさは、原稿作成という目標実現のプロセスを流れ図 (いわゆるフローチャートとはちがう) モデルとしてイメージしながら管理する点だと思っている。その解説で興味をもった記事は以下。