gofujita notes
知的生産に関する小さな思いつきや学んだことを、短く記録する場所です。
Mike Shmmitz が、Ulysses という Mac と iPad 用アプリケーションのレビュー記事を書いた。その最初に「プロの書き手」の定義を提案し、そのような書き手に適したアプリケーションの条件を整理している。興味深いのは、プロと言っても、それだけで生計を立てているかが問題ではないところ。明言はしていないが、本人の志と実践次第という見方だと理解した。もちろん、全部に同意している訳ではないが、そこは学ぶべきところ。以下は、そのノート。
1. 「プロの書き手」と「pro writing app」
プロの書き手には、以下のような人たちが含まれる。
プロフェッショナルな性能を備えた writing app (以下、pro writing app) は、こういったユーザーを意識してデザインしたものである。
2. 優れた pro writing app の条件
3. Pro writing app じゃないもの
ワープロは pro writing app ではない。ワープロは強力なアプリケーションで、ぼくたちが使わない機能も備えているが、出力のオプションはそれほど豊富ではない。ファイル形式も特有のものを使っていて、別のアプリケーションで書いたりできない。レイアウトやデザインのツールとして優れたものもあるが、書くという目的のためには、やりすぎかも知れない。
専門化したテキストエディタ、Sublime Text や BBEdit なども pro writing app ではない。これらも、強力な機能を備えてはいるが、それはプログラマーのためのもので、文章を書きたいという人のための機能じゃない。